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カラオケスナック セブン の日記

牝馬の涙

2012.11.11

私の気持ちが暗く沈んでいるのは今日の止まない雨のせいではありません。ほんの少し前までは夢見る乙女だったのです。鏡を覗き込むと私の瞳は、まるで少女漫画の夢見る主人公のように大きくなっていました。それは夢と希望に満ちあふれてキラキラと瞳が輝いていたから。決して瞳孔が大きく開いていたわけではありません。本当に瞳が輝いていて大きく見えていたのです。今日、開催されたあのレースが終わるまでは・・・・

今日は競馬の牝馬限定G1レース「エリザベス女王杯」が降りしきる雨の中、京都競馬場で開催されました。一番注目された出走馬は悲願のG1初優勝に向け万全の態勢でエリザベス女王杯に臨むヴィルシーナ。これまで出走したG1レースはことごとく2着に敗れ惜敗に甘んじてきました。そんなヴィルシーナの前にいつも立ちはだかっていたのは三冠馬ジェンティルドンナ。今回はヴィルシーナの天敵ともいえるジェンティルドンナがジャパンカップへの出走を決めたためエリザベス女王杯は不出馬ということもありヴィルシーナ陣営は大きく期待を膨らませていたはずです。そう・・私の瞳がそうであったように。もちろん競馬ファンの期待は、それ以上に大きかったのでしょうけど・・・。馬主は大魔神こと元プロ野球選手の佐々木主浩氏。競走馬を何頭か所有する佐々木氏にとってもG1レース初制覇に向けた大きな期待のかかる大舞台だったのです。

そんな競馬ファンの注目を集めたG1レース「エリザベス女王杯」は午後3時40分にゲートが開きました。お行儀よくゲートに並んだ競走馬16頭は競馬ファンの夢を乗せゲートが開くと同時に2200m先のゴールに向かって一斉に飛び出します。レース序盤に、ひとかたまりだった馬群はレースの道中にゆっくりと縦に伸びていきます。先頭を走り後続との距離をさらに引き離そうと走る馬や中団から先頭集団との距離を縮めながら追い抜くタイミングを計る馬、さらに後方の馬は慌てることなく自己のペースを守りレース終盤まで力をためているようです。最終コーナーを曲がり最後の直線に差しかかるころ後方の馬も一気に先頭集団に差を詰めてきました。そしてゴール手前で3頭が馬群を抜け出しました。TVの競馬中継でその3頭の中にゼッケン12番のヴィルシーナ嬢様のお姿を発見した私は思わずニンマリ(^v^)V しかし次の瞬間、ゴールを決めたのは違う馬だったのです(ノ゚ρ゚)ノ ォォォ・・ォ・・ォ・・・・ えー?何が起こったの??ヴィルシーナ嬢様負けちゃったの?・・・ なんと1着は私が予想していなかったレインボーダリアという馬だったのです(>_<) 思わずレインボーダリアって一体だりあ?あなた誰や?(゚Д゚;(゚Д゚;)ナ と呟いてしまいました。こんなはずじゃなかったのに・・・それから私の瞳が急に小さくなりはじめたのは言うまでもありません。鏡を見ると瞳の大きさが元に戻ったと言うより、もっと小さくなった見たい・・。あ~また日本中央競馬会に2000円も寄付してしまった。そのうえ目までちっちゃくなるなんて。

ところでレース後のヴィルシーナの瞳に涙らしきものが光っているのに気づいたのは私だけでしょうか。それが悔し涙だったとしたら今日の雨がそっと涙を拭き取ってくれるはずです。また次のG1レースで頑張ればいいのよヴィルシーナ。次も応援するからね♪ 次は必ず優勝よ(^v^)V

牝馬の涙

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