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カラオケスナック セブン の日記

酔わせてくれました♪

2012.09.05

過去に上映されたアメリカ映画の中で情熱的な映画ベスト100の第1位(AFIアメリカ映画100年シリーズ)に選ばれたハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマン主演の映画「カサブランカ」を初めて鑑賞しました。今からちょうど70年前にアメリカで封切りされた古い映画なのですが、とても感動できる名作だと思いました。テレビの地上波や衛星放送で何回か放映されているようなので、すでに御覧になられた方も多いかも知れませんね。また映画ファンの方なら私がブログで述べるまでもなく、この映画の良さは、すでにご存知なのでしょうね。

「カサブランカ」は戦争によって翻弄されたアメリカ人のリック(ハンフリー・ボガート)とフランス人であるイルザ(イングリッド・バーグマン)とラズロ(ポール・ヘンリード)夫妻の男女3人の関係を通じて愛とは何か、優しさとは何かというものを考えさせられる映画でした。加えて男の美学が感じられる映画でもありました。

戦争が無ければパリで出逢うことも悲しい別れもなかったリックとイルザ。二人でモロッコのカサブランカに向かうことを約束していた日に突然、イルザからメモ書きで別れを告げられ失意のままパリを発ったリック。しかし、リックは夫を連れたイルザとカサブランカで自身が経営するナイトクラブで偶然に再会するのです。イルザと再会し、イルザが離れていった理由がイルザの夫であるラズロだったと思い苦悩するリック。元恋人リックと再会しリックと夫との二人の狭間で心が大きく揺れ動きだすイルザ。そんな二人の過去の関係に気づいたイルザの夫のラズロは二人を憎まず二人を引き寄せてしまった戦争を憎みイルザには優しく接します。リックもイルザとの過去の出逢いと別れは実は戦争によって弄ばれた運命だったことを知るのです。やがてリックとイルザは再び別れることに・・・。
リックと空港で別れるラストシーンで見せたイルザ役のイングリッド・バーグマンが瞳に涙を浮かべて何かを悟ったような表情は、この映画のすべてを物語っているようで、とても印象的で見事な演技でした。ラストシーンを見て私は涙が止まらなくなりました( ;∀;) カンドーシタ

最近のアメリカ映画はVFXやCGや3Dだのと、やたらと視覚効果ばかりに力を入れている映画が多くて、つまらなく思っていたのですが古いモノクロのアメリカ映画「カサブランカ」を見て私はモノクロの映像に新鮮味さえ感じ感動が心に浸みわたりました。もちろん脚本も俳優さん達の演技も素晴らしいからです。そんな映画「カサブランカ」は長い年月を経た洋酒のように豊かで深い味わいと心地よい余韻を残し私を酔わせてくれました。こんな素敵な「カサブランカ」のような映画をもっと制作してほしいものです。

ところで「カサブランカ」のラズロ役の俳優、ポール・ヘンリードは1通のファンレターを、どんな映画の賞よりも大事だと言って他界するまで大切にしていたそうです。その1通のファンレターとはポール・ヘンリードが有名になる前、まだ俳優として売れずに苦労していた頃、少ないセリフの端役の彼の演技を見てファンになった1人の観客から届いた初めてのファンレターでした。きっと俳優をやめたくなるような辛い時や苦しい時にポール・ヘンリードは何度も何度もそのファンレターを読んでは心の支えにしていたことでしょう。その1通のファンレターはポール・ヘンリードが1992年に他界した時にポール・ヘンリードとともに、お墓に埋葬されたそうです。素敵な映画に出演された俳優さんには素敵なエピソードがあるんですね。今日は二日酔いになりそうなほど、この映画に酔わせていただきました♪ (^^)

酔わせてくれました♪

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