カラオケスナック　セブン | 日記 | 大阪ぶらり一人歩き

私の生活圏は自宅からお店までの距離とその周辺のかなり狭い範囲に限られています。買い物も、たまの外食も、ほとんどその範囲で済ませています。ごく稀に行動範囲を広げても尼崎市内から出ることは滅多にありません。そんな暮らしのせいか、知らない土地に行くと方向がわからなくなる方向音痴です。漢検ならぬ方向音痴検定試験なるものがあったなら１級を一発合格する自信があります。そんな私が今日はお昼過ぎから母のために(明日は母の日♪)夏物のブラウスを買いに一人で大阪の梅田まで出かけました♪ 久し振りに足を踏み入れた梅田は相変わらず多くの人で大変混雑しており、その人波の中を縫うように進みながら梅田の地下街に向かいました。梅田の地下街なら婦人服店が数多くあるはずですし品揃えも豊富でしょうし、そのうえ競争原理がうまく働いて良い品が手頃な価格で購入できるはずと思ったからです。それに、お店のお客様や初対面の人から私は実際の年令より若く見えるとよく言われるので（＾ｖ＾）ｖ それが客観的事実であるならば梅田辺りに頻繁に出没すると聞く兄ちゃんナンパ師達が年令推測を誤り間違って私を標的にし、声をかけてきて追跡ミサイルのように執拗につきまとうようなことがあるかも知れませんからネ。そんな事態になっても色々なお店が切れ目なく並ぶ梅田の地下街ですから、どこかのお店に駆け込み、中にいる店員さんにでも助けを求めたら簡単に難を逃れることができるはずです。そんな誇大妄想をニコニコしながら、いえ、本気で心配しながら歩いていました。しかし、しばらく梅田の地下街をぶらぶら歩いているうちに自分が今、どのあたりを歩いているのかサッパリわからなくなってきたのです。どこを歩いても周囲が同じ光景に見えてきて同じ場所を歩き続けているような気がするのです。ホワイティ梅田という地下街などはホワイトアウト梅田のような気がしてきて・・・心配していたナンパは当然のように全くありませんでしたが、ナンパされることの心配より自分がまるで海をさ迷う難破船のようになった気持ちになり(綾小路きみまろの漫談みたいですが ^_^;) 現在地が全くわからなくなり、とても不安になってきました(T_T) そのうえ、婦人服店はいくつもありましたが１０代から２０代向きのヤングカジュアルを中心に品を揃えている婦人服店が多く７０歳近い母には無理があるようなものばかりです。そんな訳で今すぐにでも尼崎に帰りたくなってきましたが歩き疲れたので喫茶店に入りました。客席に着くと注文を聞きに来てくれた店員さんは丸顔で笑顔の可愛いとてもｌ愛想の良い若い男の子でした。やっぱり接客は笑顔が大切よね～。慣れない環境に緊張していた心も体もその笑顔で少し緩和されました♪ でも店員さんは何となく人気アニメの 「ドラえもん」 さんに似ているなぁ～(ゴメンなさいネ♪ ^_^;)　そう言えばドラえもんがポケットから取り出す、ひみつ道具の一つに ｢どこでもドア｣ というものがあったなぁ～。｢どこでもドア｣ とは、そのドアに行きたい場所を告げたあとドアを開けるとその先が希望した目的地となっていて瞬間移動できる、ひみつ道具なのです。その｢どこでもドア｣があったら今すぐ尼崎に帰れるのになぁ～なんて考えながら、その店員さんに｢どこでもドアをひとつ下さい｣とは注文しませんでしたがアイスコーヒーを注文して休憩したあと喫茶店を出ました。結局、ＪＲ大阪駅から電車に乗ってＪＲ尼崎駅で下車し 「ＣＯＣＯＥあまがさき」 にある阪神百貨店で母に似合いそうなブラウスを見つけて購入し帰宅したのでした。あ～疲れた(^_^;)　来月の父の日のプレゼントは立花商店街か廣島屋あたりで探すことに決めた私でした♪♪