カラオケスナック　セブン | 日記 | タイタニック

私がタイタニック号という豪華客船がその昔、北大西洋を航海中に氷山との衝突事故が原因で沈没したことを知ったのは今から十数年前に映画館で鑑賞したレオナルド・デカプリオ主演の映画「タイタニック」です。当時、世界中で大ヒットした話題の映画でしたよね。今も心に残る傑作です。特殊撮影や音響効果により海難事故の悲惨さを浮き彫りにした臨場感とリアリティーあふれる映画を観て何度もハンカチで涙をぬぐいました。この映画は、悲惨な海難事故により儚く消えゆく命と残された命の悲しみを描くストーリーにとどまらず、映画を通して事故の教訓を伝えているようにも思いました。また、映像とともに流れるセリーヌ・ディオンが歌う映画の主題歌 「MY HEART WILL GO ON」 も観客を、さらに惹きつける見事な名曲でした。今年は、そのタイタニック号の沈没事故から、ちょうど１００年目の年だそうです。英国では事故で亡くなられた方への哀悼の意を込めてタイタニック号が辿った同じ航路を客船が就航するそうです。その乗客の中には事故で亡くなられた方の子孫にあたる方も多数、乗船するようです。また、事故後１００年に因み映画「タイタニック」を３Ｄに映像化したものが全国の映画館で放映されているようです。そんな折、奇しくも今年の１月に乗客３,０００人余りを乗せたイタリアの豪華客船が航海中に座礁し転覆する事故がありましたが皮肉にも事故当時、映画「タイタニック」の主題歌「MY HEART WILL GO ON」が船内のＢＧＭとして流れていたことが事故に遭った乗客の証言で明らかになったようです。タイタニック号沈没事故の教訓が全く生かされなかったことが残念ですね。海難事故はもとより世の中から全ての事故が無くなるのを願うばかりです。