カラオケスナック　セブン | 日記 | 花見酒

梅は～咲い～た～か～桜は～まだかいな～♪ 今年は桜の開花が少し遅くなるようですね。例年に比べ、この時期の気温が低かったようで、ウェザーニューズ社の開花予想によると週明けごろに開花し始め来週末近くに満開になるようです。満開の桜と言えば、お花見。 お花見といえば花見酒ですよね～。 夜桜を見ながら花見酒ができる人が羨ましいなぁ～。私は、もう何年も花見酒なんて楽しんだことがありませんから。でも満開の桜の花を目にするだけでも春を実感できて何となく気分が良くなるので桜の開花が待ち遠しいです。花見酒と言えば古典落語の演目｢花見酒｣は、おっちょこちょいの二人が花見客で賑わう桜の名所で、お酒を売って一儲けしようとする噺。二人は灘の生一本２升に加え釣り銭用にと１０銭のお金を酒屋から借りて、仕入れ値の２倍になるように、お酒を量り売りする算段で意気揚々と桜の名所に向かいます。途中で酒屋から借りた釣銭を預かっている弟分の方がどうしてもお酒が飲みたくなり兄貴分に飲ませてくれと頼みますが兄貴は売り物なので、ただで飲ませるわけにはいかないと断ります。弟分はそれならお金を払うからお酒を飲ませてくれと釣銭用の１０銭を兄貴に払い１合のお酒を飲みます。兄貴の方もお酒を飲みたくなり弟分にお金を払うからと弟分から受け取ったばかりの釣銭用の１０銭を弟分に払い１合のお酒を飲み始めます。こうなるとお酒好きの二人は止まらなくなり何度も同じことを繰り返し桜の名所に着いた時には、とうとう売るはずのお酒を二人ですべて飲み干していました。お酒を自分達で飲み干した後に売り上げが１０銭しかないことに驚く二人。しばらくして、１０銭しか売り上げがない理由に気付くのですが・・・　弟分「かわりばんこに１０銭が俺と兄貴に行ったり来たりしていただけだったんだ～どうしよう兄貴～」  兄貴「ということは二人で２升の酒を１０銭で飲み干したっていうことか？」　弟分「そうだよ兄貴～」　兄貴「ありがてぇ～！安い酒を飲んだ」　二人の気持ちは良くわかるな～ 私も日本酒が大好きなので仕入れた日本酒を自分自身で飲み干した苦い経験がありますから・・・。 お客様に叱られないように、お花見の時期だからと浮かれないようにしないと、また日本酒を飲み干してしまいそうです(^_^;) くわばら くわばら♪